入院5日目[忙しすぎる]

なにしろ忙しすぎる。

入院したら毎日更新しようと思っていたのに、もう今日が5日目だ。

入院してから今まで何もしないで休んでいたという記憶はほとんどない。仕事がたくさん重なったのが大きい。この時期には仕事を減らしておこうと思っていたのに現実はなかなか思ったようには行かない。

そのうち一日ごとにちゃんと書いておきたいとは思うのだけど、実際には時間がなくてそうも行かないかもしれないし、時間ができたときには忘れてそうなのでメモ代わりに大まかな流れを書いておこうと思う。

1日目:妻入院 この日は兄の家に行かせてもらった。夕方からたくさん遊んだのもあって、帰りの車で長男は寝た。長女は起きていたけど、初日ということもあり、それほど不安定にはならずに、それでもパパにぎゅっと抱きついて寝た。夜中に長男は起きて、「まま、いい」と泣いたのでちょっと焦ったけど「どんぐりころころ」の歌を1時間くらい歌い続けたら寝てくれた。

2日目:保育園3日目だ。妻の入院後、初の保育園。意外と長男も楽しんでいるらしく、嫌がらずに行く。この日も結局9:30-12:30にした。長男も泣いていなかった。ひな人形を作ったようで、ママにあげると二人とも張り切っていた。結局当日持って行き忘れて翌日渡したのだけど。仕事がめちゃめちゃ忙しかったこともあり、妻の母に午後はお願いした。私は18時ごろに病院で合流。夜は今度は私の母に来てもらった。翌日茨城で仕事があり、朝が早いためだ。長女は意外とすんなり寝た。長男も寝たんだけど、また夜中に起きた。やっぱり「どんぐりころころ」一時間くらいで寝た。

3日目:私は朝から茨城。長女と長男は私の母に連れられ、買い物に行った後病院へ行き、その後兄の家へ。夜私が病院へつけたのはもう19:30だった。兄の家に泊まるという話もあったけど、長男が泣いちゃってることもあり、母と戻ってきた。翌日も私は茨城で早いので母はまた泊まってくれた。この日は意外と長男もなかなかった。一度起きたけど、20分くらいだっこしてたら寝た。

4日目:私は朝から茨城。長女と長男は母に連れられやっぱり兄の家に。出るのが遅くなり病院についたのは19時過ぎだった。20時で面会は終わりなので、満足しきったわけではなかったけど家に帰った。この日は母は帰った。このときテレビで妊婦が病院で大変なことになる番組をやっていた。それの影響なのか、面会時間が短かった影響か、ママが入院している生活がどういうものかが分かり始めたからなのか、私の仕事が忙しすぎてあまりかまってあげられなかったからなのか、長女は泣いた。ママに電話したいといい、電話がつながった瞬間に大泣きだった。20分くらいは話をしていたと思うが、最後はおさまった。私はどうしてもやらなければならない仕事があったので、布団に一緒にはいってやれることができず、ふたりとも私が仕事をしている脇で床で寝ついた。夜中は二人とも起きなかった。

5日目:今日は私は朝から仕事。妻の母に来てもらった。今日は病院にいる時間が長かったからなのか、昨日ないたのですっきりしたからなのか、私もあきらめて夜中に仕事をしようと決めたのがよかったのか、長女は泣かずに寝た。長男は最初は寝ないと言っていたが、ジュースとみかんをだっこしたいと言ってそうさせてあげたら、納得したようで抱っこしたまま布団に入った。そこでも落ち着かない様子だったのでお話をしてあげた。私も疲れがピークにきていたので、話は支離滅裂だったが途中でアンパンマンの歌に変わったあたりで寝た。

明日は初めて朝から夕方までの保育園だ。私も実際に仕事にいく。不安はあるけど仕方ない。がんばれ、長女、長男。

さあ、いいかげん寝なくては。

みんなでがんばろうね[保育園2日目]

保育園2日目。

前もって、今日はパパは一緒に中にはいないと伝えていたので、朝幼稚園に行くといったら反応はどうかなとちょっと心配していたが、長女はもちろん全然大丈夫だったし、長男も自転車に乗るのが楽しみなようで、行くき満々だ。幸先はいい。

幼稚園に着くと、二人とも待ちきれないというように入って行く。

まずは長女を預ける。長女は、もう既にたくさん子供達がいるのを見て、でおくれた分を取り戻そうとするかのように、さっさと嬉しそうに部屋に入っていった。

取り残された長男は、不安そうに私にしがみつく。先生は「一緒にお姉ちゃんのところへ行こうか」と誘ってくれた。別々のクラスなので本来は別々の部屋だからちょっとホッとした。長男はお姉ちゃんが大好きだから一緒にいられるのと、バラバラにされるのでは全然違う。

それでも長男は私から離れようとしない。私は抱っこをせがむ長男の手をとって、じゃあ、一緒にお姉ちゃんどこにいるか見にいこ、と手をつないで長女の部屋へ入っていった。

長女は既に数人の子供たちとテーブルを囲んで座っている。

長男が来るのを見つけると、「長男、くる?いっしょにすわる?」と心配そうに、自信のある顔と態度で、その言葉も言い終えないうちに長男の椅子をとりに行った。

それをみた長男は、すっかり安心したようでペンギンな走り方で走って行った。

長男が椅子に座ると、周りの子供たちも歓迎してくれているようで、長男の頭を撫でてくれるお兄ちゃんもいた。

長女は本当に頼りになる。

私が「ばいばーい」と手をふると、長男も楽しそうに「ばいばーい」と笑いながら手を振った。

意外とあっけなかった。でも本当によかった。

2時間の間、私は仕事で動き回っていて、心配している間もなかった。

11時半に行くと、まだご飯中だという。午前保育は12時過ぎに迎えにきた方がよかったらしい。(11時半て言われたんだけどな、と思いつつも)ちょっと心配だったので中を覗くと長男は、長男のクラスの部屋で他の仲間たちとご飯を食べていた。大丈夫そうだ。

12時過ぎに行くと、今度は長女がご飯を食べていて、長男は、何人かの仲間たちと絵本を読んでくれている男の先生の周りに、やっぱりバスを2台抱えて座っていた。意外と大丈夫そうだ!

長男を迎えに行くと、「ぱーぱ」といつもよりは控えめに走ってきた。不安もあったようだが楽しかったようだ。

先生がその日のことを詳しく教えてくれた。

ボールなげで、ボールが当たらないようにうまく隠れていたこと、ご飯とみそ汁は飲んだけど、おかずは「やーだ」といって食べなかったこと、まだちょっと表情はかたかったけど、一度も泣かなかったし、最後は時々笑顔がみられたこと…。

よかった、とりあえず今日はあまり嫌な思いはしなかったようだし、それどころか、たぶん楽しいと思ったときもあっただろう。

最初の印象は根強く残るだろうから、たぶんいいイメージを持ったようでよかった。

長女も本当に楽しかったようで、また友だちが出来たと自転車の後ろの席から大きい声で教えてくれた。他の友だちのパパが迎えにくるときにきて欲しいという注文まで入った。長女は16時までになっても大丈夫だろう。

来週からは妻が入院する。そうしたら、また今日のようにはいかないのかもしれない。

長女が生まれたときも、長男が生まれたときも、妻が入院していた時は私自身すごく寂しかった。今回は前よりも遥かに長期になるし、これまでとは比べものにならないくらい寂しくなるだろうと思う。

長女と長男にとっては、私が感じるより強く、その寂しさを感じるだろう。

その気持ちを抱えて幼稚園に行くのだから、今日のような心のバックアップがある状態とは違うだろう。

心配は尽きないけど、この経験をいい方向に持って行けるように、できる限りの手伝いだけはしたいと思う。

長女、長男、一番寂しい思いをするかもしれない妻、みんなでがんばろうね。

初めての保育園

おととい、初めて保育園に連れて行った。

日曜日に妻が入院したあとは、週に2回、9時から16時まで預けることになる。

初めて連れて行ったとは言っても、実際には見学やイベントでもう5、6回は行ったことがあるとは思う。でも、長男にとっては実際に自分が他の子供の中に入って交わるのは初めてだし、長女にとっても親がいない場で他の子供達とかかわるのは久しぶりだ。(長女はずっと小さいときに何度か保育園に一時保育で預けたことがある。)

保育園には、前日に購入した3人乗れる自転車で行った。長女も長男も気にいったようでよかった。

保育園に着くと、その日は慣らしなので、私も一緒に入れた。でも、長女と長男のクラスは別々なので私は長男と一緒にいた。長女が「パパが一緒は嫌だ」と言ってくれたので迷うことはなかった。長女は幼稚園に行くのが楽しみで家でもよく幼稚園ごっこをやっている。そして、幼稚園には子供達だけで行かなくてはいけないことも知っているのだ。たった1時間だし長女に関してはそれほど心配はなかったけど、また来たいと思えるように友達ができればいいなと思っていた。

長男は私と一緒に部屋に入ると、なかなか自分から離れていこうとはしなかった。それでも、バスのおもちゃを見つけると嬉しそうに取りにいった。長男はバスが大好きでその日もお気に入りのバスのトレーナーをどうしてもきたいと言って着ていた。

男の子が長男と私に興味を持ったらしく、長男と同じバスのおもちゃを持ってやってきた。なんとなく二人で遊んでいるような雰囲気のときも一瞬だけあったけど、お姉ちゃんと遊んでいるときとはやっぱり全然違う。

外に行く?と先生に誘われて一緒に外に行った。時々私から離れておもちゃを取りにいったり砂場へ行ったりするけど、やっぱりあくまで私がそばで見ているというのを感じて遊んでいるように見えた。しかめっ面をしていることが多かった。

突然誰も知らない中に連れていかれたのだからそれも仕方ない。もともと人がやっていることをよく観察してから一緒にやろうとするタイプだ。

次からはパパは一緒じゃない。ひとりでこの場に放り出されることになる。私も小さい頃にこういう場にいてとても寂しい思いをしたことを覚えている。だからつい長男の中に入って世界を見てしまう。すると突然怖さや寂しさが襲ってきてどうにもできない気分になる。ひとりでここにいるときの、寂しそうな姿や、泣いている姿や、ぐっと我慢してる姿が想像できる。

できることなら、やっぱりまだこの年齢で預けたくなかった。次はまだ2時間だけど、その次からは7時間だ。たった一時間で、しかもパパと一緒でもどう過ごしていいか分からなくて落ち着かない気分なのに、7時間は気が遠くなるほど長く感じるに違いない。

それでも週に2日はだいぶ減らした方だ。周りの人は、週5日9時から18時まで預けないと厳しいのでは?という意見がほとんどだった。実は保育園側でもどうにかその体制をとろうとはしてくれた。(最終的にはどちらにしても厳しいようだったけど)結局、妻と話し合って出した結論は週2日7時間の保育園と、子育てサポートのシステムや生協のサポートのシステムを利用し、さらにお互いの母親や家族にも助けてもらうというものだった。

長男は観察の時間が終わったのか、気持に余裕ができてきたのか、少しずつ私のもとを離れて砂場や近くの遊具まで行くようになった。先生にシャボン玉をもらって、一生懸命吹いている。友達が何人か固まって座っている遊具に自分も座ってシャボン玉を吹き始めた。自ら仲間に入ろうとしているのかもしれない。まだ友達とは目を合わせようとしないし、友達と一緒に遊んでいるというよりも、距離的にはちょっと離れていてもパパと遊んでいる気分だろう。それでも自分から私から離れて友達に近づいていったことがうれしかった。

ほとんどいつも、しかめっ面か不安な表情をしているなか、自分が吹いた緑の棒の先からシャボン玉がふっとあらわれて飛んで行った様子をみて、パッと笑顔になった。なぜか涙がこぼれそうになる。どうか、どうか、私がいないときにも時々そんな表情になれるときがありますように。

先生もたくさんいて、みんなよく気を使ってくれるし、子供たちはみんな元気に笑って遊んでいるし、長男に接しようとしてくれる子もいる。きっと大丈夫だよ、長男。最初は不安で寂しいかもしれないけど、きっとすぐに楽しく過ごせるようになるよ。長男にというよりも、自分に言い聞かせる。いざというときは、お姉ちゃんがいる。長男はお姉ちゃんが大好きだ。お姉ちゃんも長男が大好きだ。いつも長男が泣きそうになるとアンパンマンを指さして「ほら、アンパンマンだよ、見て!長男」とおおげさに驚いてくれたりして気を紛らわせてくれる。

長女にとっても7時間はまるで永遠のように感じるくらい長いだろうけど、長男と一緒だと思うとがんばれると思う。

今日は2回目の保育園の日だ。今日もまた3人で長女も長男も大好きな自転車に乗って行こう。二人で「スピード、スピード」と言うだろうけど、今日も「スピードでいくよー、はやいよー」という言葉だけに騙されてね。

今日はパパは中に入れない。長女は大丈夫だろうけど、長男も頑張ってね。長女、長男をはげましてあげてね。この2時間の間に食事もあるから、きっとあっという間に感じるよ。

すぐそばに、少なくとも気持ちだけはすぐそばにいるからね。

入院まで残り一週間をきった

あっという間に月日は経つもので、来週妻の入院まで一週間が切った。

妻のおなかはまるで臨月のときのようになっている。相当きついようで、ちょっと動いただけでもかなり疲れているようだ。助けてあげたいのだけど、やらなきゃならない仕事が多すぎてあまり手伝ってあげられてない。

一週間後からは仕事のペースも相当落ちるだろうから、今のうちにできるだけ進めておきたい。こんな状況でも締切は待ってくれないから。

昨日4Dのエコーを撮った。二人とも元気そうだった。頭が上で二人が抱き合うように向き合っていた。順番に手を伸ばしたり、足を伸ばしたり、元気そうでよかった。

どうやら女の子のようだ。長女は「男の子はさぁ、力がありすぎるから女の子がいいよね。きっと女の子だよ。」と一貫していいつづけているので、女の子らしいということを聞いてすごく喜んでいた。

長女は妻が入院することも分かっていて、ときどき家でシミュレーションをしている。「今日は3名様だからね、いーい?ママは入院しているっていうことね。」楽しそうに想像しているけど、きっと小さいながらに自分なりの準備をしているんだと思う。ときどき、夜になると妻に「ママが入院すると寂しいよ」と泣きそうな声で打ち明けているのだという。

長男はきっと全く分かっていないだろうな。突然ママが帰ってこなくなって、きっと相当悲しい思いをするだろう。その上、保育園に預けられたり、いろいろな人に預けられたり。できるだけ一緒にいてあげられるようにするために、いまのうちに仕事を頑張っておかなきゃ。